迷う時間を減らして、国力を上げる。
テクノロジーの本質を見つめて辿り着いた答え
首都圏でテクノロジーに触れたあと、私は6年間、秋田県の自然の中で暮らしていました。
その中で「テクノロジーの本質とは何か」「世界とは何か」「国とは何か」という根源的な問いを考え続けました。
私が持てる技術の結晶で、少しでも多くの人の悩みを解決したい。
その想いから生まれたのが NaviRoute(ナビルート) です。
人は1日に3万5,000回も“決断”している
「何を食べよう」「どの道を歩こう」などの大きな判断だけでなく、
「どちらの手で取ろう」「こぼれそうだな」など無意識の判断まで含めれば、
人は1日に約3万5,000回も決断していると言われています。
では「迷う時間」はどれくらいあるのでしょうか。
初めての場所や複雑な施設では、誰もが迷った経験があるはずです。
駅で1分迷うと、何が“損”なのか?
駅は広く、複雑で、人も多い。初めて訪れた場所では、ちょっとした“迷いの1分”が簡単に生まれます。
しかし、この1分には“お金と同じくらい重要な価値”があります。
1分には「金額としての価値」がある
国土交通省の資料では、鉄道利用者の1分の価値は約37.4円と示されています。
これは「人が1分で本来得られたはずの価値」を金額に置き換えたものです。
つまり、駅で1分迷うというのは、
財布から37円が減るのではなく、37円分の“チャンス”が消えているという意味です。
その“価値”とは何か?
それは、次のような「できたはずのこと」です。
- もっと早く到着できたかもしれない
- 電車に余裕を持って乗れたかもしれない
- 座れたかもしれない
- 友人との待ち合わせに余裕ができたかもしれない
- 授業や仕事前に落ち着く時間があったかもしれない
こうした“得られたはずの時間=機会”が、迷うことで失われます。
これが機会損失(チャンスのロス)です。
もっと身近な例で考えると…(高校生・大学生向け)
- 10分迷う → 374円分の価値が消える
- 20分迷う → 748円のチャンスがなくなる
- これが毎日続くと → 月に1〜2万円分の価値が消える計算
お金が本当に減るわけではありませんが、
自分の大切な時間が奪われていく感覚はイメージできるはずです。
駅全体で見ると“社会的損失”になる
もし1万人が利用する駅で、全員が1分ずつ迷うと…
37円 × 1万人 = 37万円
たった1分で、駅全体としてこれだけの価値が消えます。
これは「時間の無駄」が社会全体に影響することを意味します。
だから、「迷わない」ことには価値がある
迷わないだけで、次のようなメリットが生まれます。
- ストレスが減る
- 行動に余裕が生まれる
- 安心して移動できる
- 駅全体でも価値のロスが減る
案内のわかりやすさを高めるということは、
あなたの時間を守ることであり、社会の価値を底上げすることでもあります。
NaviRoute は、そのための新しい「映像案内」という答えです。